3月にしては暖かくていい天気に恵まれた。
卒業を祝うには穏やかで気持ちの良い一日だった。
男子はスーツで女子は着物と袴で、正装した卒業生が暖かい日差しを浴びて
みんなにこやかに集っている。
こういう若人の集う情景は、活気があって、希望にあふれている。
眺めているだけで、こちらまで嬉しくなってくる。
長男が忘れ物を大学まで持ってきてくれというので、忘れ物を渡したついでに、しばらく、車を止めて卒業生を眺めていたのだった。
私は長男の小中高大学まで一度も卒業式は見ていないが、これでいいと思っている。
もっとも、わかれた元妻は卒業式に来ていたようだ。
私は私なりのかたちで長男の卒業を祝ってやればよいと思っている。
(屈折した考えかもしれないが)
長男が卒業式の写真をラインで送ってくれた。
たそがれ親父の役目も大方終わったようでうれしいようなちょっとさびしいような気がした一日だった。
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